きょうの合唱練習風景(4/19)

今日の練習は中村先生による発声練習から。
体育の準備運動のように、自分の身体の部分を意識して動かすことによって
声を出す時の上手な身体の使い方を覚えていきます。

身体がほぐれたら、「耳をすませば」のおさらい。
今日初めて歌う子も、真似をして歌ううちにすぐ覚えてくれたようで
明るい響きが音楽室いっぱいに広がりました。

次の曲は「地球の子ども」
音符を読めるようにするとか
メロディーをすぐに覚えるということではありません。
まずはひたすら音符を追いかけ、楽譜の見方を覚えます。
迷わずに目で追っていけることが上達の第一歩。
耳で聴いて覚えるだけでなく
自分の力で楽譜に慣れていくことが必要です。

そして練習の後半は…。
5年生以上の団員グループと
低学年の団員+合唱教室のメンバーグループに別れて練習しました。
今日は上杉先生も来て下さっているので、こんな時も安心です!

さっきまで、小さい子達の面倒を一生懸命みてくれていた高学年のグループは
どうやら難しい歌を歌いたくてうずうずしていた様子。
あれこれ楽譜を取り出しています。
「ドナウやりたい!」
シュトラウスの美しく青きドナウの楽譜が飛び出してきました。

歌ったことのない子もいましたが
全く臆することなくどんどん譜読み。
「ここがよくわからないからもう一度やりたい」
こんな発言も飛び出し、少人数でも4パートに別れたハモりに挑戦。
そして最後には
「小さい子達の前で歌いたい」と。

そして本当に小松先生にリクエストして皆様の前で発表!
こんな大曲をいきなり聴かされた?!小さい子達は
あまりの気迫と曲の長さにポカンとしていましたが、
保護者の方たちが喜んで下さって大満足のメンバーでした。

団員達には当たり前の3時間練習ですが
合唱教室の子ども達にとっては、初めてのことばかり。
発声練習も、初めての楽譜を手に歌うことも難しいなーと思うかもしれません。
でも思いきって歌えたら、きっと気持ちが良いです。
お兄さん、お姉さん達の歌声を
目標にしてもらえたら素敵です。
合唱の楽しさに一人でも多くの子が気づいて
やってみたいと思ってくれたら最高です!!

さて、残念ながら、中村先生はご都合によりこれからしばらくの間
練習をお休みをされることになりました。
先生が戻られた時に、びっくりされるくらい成長した姿を見て頂けるよう
ますます努力を続けたいと思います。

(文:田中尚美先生)

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