きょうの合唱練習風景(9/27)

なんと、今日はアルトパートがたったの一人!
それでもアルトがいてくれれば
パートが2つになり合唱になります。
音の重なりが生まれます。
ソプラノだけの音楽とは全く違う世界になります。

団員の多い他の合唱団なら、まずこんな事態はあり得ないでしょう。
一人の存在のありがたさが身にしみた練習日でした。
それにしても、その堂々とした歌いっぷり。これでなきゃ。
合唱だからといって一人ひとりの存在が薄くなっていたら困ります。

来週の催しでは今年度初めて「ふるさと」を歌います。
コンサートとは言いつつも平和派遣報告会でのステージ。
広島や長崎で戦争のことを学んでこられた皆さんと一緒に
平和について考える貴重なイベントです。

私達が普段、学校が違ったり住んでいる地域が
少し離れたりしていても
一緒に音楽をつくっていこうと練習に集まること、
少人数で小さな集まりかもしれませんが
仲間と良い関係を築いていこう、としていることは
平和を望むことと、そう離れていないと思います。
些細なこと、身近なことを大切にしてこその平和、
歌うことでメッセージを伝えたいと思っています。

(文:田中尚美先生)

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