きょうの合唱練習風景(6/14)
先々週は真夏のような暑さ、
先週は肌寒く冷たい雨、
このところ毎週天候が激変していますね。
今日は気温がぐんぐんあがりそうな予感…
前半はミニコンサート用プログラムの練習。
後半はドナウの譜読みです。
歌詞を覚えるほど歌に慣れてくると
曲に初めて出会った時の想いが薄れ、
歌詞の意味にも鈍感になりがちです。
そんな時には何をしたら良いでしょう。
楽譜とじっくり向き合うことです。
と言っても、そんなに難しいことではありません。
平らな紙に書かれた図面を切って折って貼り付けて…
ほら、サイコロが出来ました!みたいなことです。
縦書きの歌詞を音読してみたり、ピアノの伴奏だけ聴いてみたり。
五線紙に書かれた音符がどうにか奥行きを持った音になるように
何度も眺めてみることです。
見慣れた景色でも違って見えることがありますよね。
景色そのものが季節の移ろいなどで変化することもあれば
見ている自分の心持ちの変化で違って見えることもあります。
そんな変化を感じ取れる心でいられるよう
子ども達には豊かな毎日を過ごして欲しいものです。
一方ドナウは初心者にとっては、まだまだ未知の世界。
懐中電灯を持って洞窟探検に行くようなおっかなびっくりの様子。
お兄さんお姉さんはそんな後輩を温かく見守りつつ、
いつもと違うパートを歌ってみたり
それぞれの工夫をしながら楽しんでいます。
あと1ヶ月もすれば夏休み。
夏休みにはお子さん向けのコンサートがたくさんあります。
終演後に楽器体験が出来るコンサートもあったり
ホールの雰囲気を味わうだけでも十分楽しめます。
是非計画の一つに入れてみて下さい。
そして8/30は是非、合唱団のミニコンサートへ!
でもその前に、今はワールドカップの応援ですね!
(文:田中尚美先生)