「ステラ・オーケストラ vol.1」コンサート・レポート★
彩乃先生が所属している、「ステラ・オーケストラ」のデビューコンサート
「女性演奏家が奏でる世界の名曲 心に響く優しいクラシック」に行ってきました。
いざ、開演。入場される演奏家の皆さんは華やかなパステルカラーのドレス姿。
ステージがまるで春のお花畑のよう。
1曲目はヘンデル作曲の 『水上の音楽 第二組曲「アラ・ホーンパイプ」』
彩乃先生はアイボリー色のドレスでピアノの連弾をされました。
音楽にのって弾くその手がまるでお花畑をひらひらと舞う蝶のようでした。
春の暖かさに包まれるような幸せな気持ちになりました。
第一部は「世界の名曲ア・ラ・カルト」と題し、
様々な国の曲が弦楽八重奏や四重奏で演奏されたほか
日本の歌メドレーでは童謡歌手の方が唱歌を披露しました。
最後に彩乃先生が再登場、
「バロック風 日本の四季より「春」」を演奏され、
華やかに第一部が終了。
休憩時間に指揮者兼司会者の方があちらこちらに挨拶されていて
とても気さくな方だなあと驚きました。
第二部は「音楽の花束」と題し
演奏家の皆さんは濃い色合いの艶やかなドレスにお色直し。
ステージが今度はヨーロッパの舞踏会のよう。
1曲目は「きらきら星変奏曲」を木管五重奏で。
ピアノではよく聴く曲ですが、それとはまた違う魅力があり
興味深いものでした。
2曲目のモンティー作曲「チャルダッシュ」はヴァイオリン二重奏でしたが
演奏技術の素晴らしさで拍手が湧きました。
3曲目はいよいよわが彩乃先生の「ピアノ三重奏曲 第一番 第一楽章」。
ピアノが上手だった作曲家メンデルスゾーンが初演では
自らが演奏したとされる曲だそうです。
彩乃先生の演奏は色々な音色を奏でる表情豊かなもので
どんどん引き込まれていき演奏の最後にはうるっとくるくらい感動しました。
バイオリンとチェロの方が彩乃先生を盛り上げて下さっているようで
ピアノが際立っていました。
周りからも感嘆のため息が聞こえ、拍手もこの日一番でした。
皆さんにもお聞かせしたかったです。
そんな方に合唱団で伴奏してもらっているなんて
私たちは本当に幸せですね。
アンコールでは、先日のスプリングコンサートでも歌った「花」を
会場の方も一緒に歌って参加する形で演奏されました。
今日は合唱団の代表なので、私も張り切って歌って参加しました。
今日一日でステラオーケストラのファンになりました。
指揮者兼司会者の方のお話によると7分以上の演奏は人は飽きるとのことで、
聞き馴染みのある名曲を楽章を厳選して演奏、
間のトークではとても気さくに話して下さり
クラシックを身近に感じました。
色とりどりのドレスも見応えがあり、
衣装を際立たせるため立ち姿の演奏も印象的でした。
皆さんにも一度ぜひ足を運んで
実際に聴いて見ていただきたいです。
彩乃先生、素敵な演奏をありがとうございました。
本当にお疲れ様でした!
(文:上口郁子先生)