1月の合唱練習風景(2019年)
平成最後の年明けは穏やかな幕開けでした。
新元号決定まで数ヶ月、オリンピックまであと一年半。
期待に胸膨らむ2019年でありますように。
さあ、次の発表は3月のスプリングコンサートです。
基礎力をつけるためのソルフェージュも復活。
リズムの読み方などもずいぶんとパターンに慣れ、
確実に実力がついてきているなと手ごたえを感じます。
今年も良い年になりそうです。
さて、一年の計は元旦にあり。
今年の合唱団の目標は?
年明け初回練習日のこと。
ふと窓の外を見ると、白いものが!
「雪だ!」
大はしゃぎの子どもたち。
すぐさまピアノで前奏を弾くと
♪ゆーきやこんこ
と飛び跳ねながら元気に歌い始めました。
つい歌ってしまう、嬉しくて思わず歌ってしまう、
そんな光景でした。
やる気スイッチが思わず入るような
たくさんの音楽体験を!
今年の目標はこれでどうでしょうか。
ここでふとお天気つながりで、北風と太陽のお話が頭をよぎりました。
どちらが旅人のコートを脱がせることが出来たでしょう。
上手になるための厳しさも必要ですが
つい歌いたくなる、
嬉しくて思わず歌ってしまう、
そんな気持ちを育てられるあたたかい合唱団でありたいものです。
だから、というわけではないのですが
「手のひらを太陽に」
まだまだ歌い続けます。
熱いメッセージをさらりと心に届けてくれるやなせ作品。
大人の方も是非味わってください。
(文:田中尚美先生)