漱石山房記念館開館式典レポート★


2017年9月23日(祝・土)、漱石山房記念館開館式典で歌いました。

この日の天気は不安定な予報ながら雨は降らず、
式典日和といったちょうど良い気温。

今年度最初のステージ発表ということで、舞台衣装で早稲田小音楽室に集まった団員たち。
OGたちも今日は舞台衣装で演奏に臨みます。

入念に打合せ。
行き当たりばったりな舞台はたいていこなしてきた私たち。
けれども今回は、オープン前の施設なのです。
どんな作りの舞台になっているのか
行ってみなくてはわかないというのは、
先生方も初めての経験かもしれません。
これはひとつの冒険ですね。

先生方は一足先に会場に打合せに向かいます。
舞台の造形や電子ピアノの位置など会場担当さんと相談して調整します。


リハーサルの時間になりました。

あれ? 意外と音の響きが素敵…???

最後列にいても、皆の歌声が響いてきます。尚美先生のピアノとのバランスもばっちりです。
まるで今日の合唱のために作られたホールみたい。

ただし本番は、150名あまりの人数がこのフロアに詰まることになります。
来賓の皆さんの隅々までこの素敵な歌声を届けることができるでしょうか。

リハーサルが終わり、団員たちは学校に戻ってしばしランチ&リラックスタイム。

その間に、筆者はちょっとこの開館の中を探検。

まずはエントランス。今日はご来賓の方々を漱石先生(の等身大のパネル?)が自らお出迎え。

ブックカフェ「CAFE SOSEKI」は通りに面していて明るい雰囲気。
イチゴジャムもあるようですが、胃を悪くしない程度にたしなみましょう。

棚には各出版社の文庫本がぎっしり。
同じ作品でも表紙や書体など、本のデザインの違いも楽しむことができます。
ちなみに背表紙に貼られた「持出厳禁」のシールのデザインも粋です。

漱石にちなんだ植物や動物など、カテゴリ別のパネル。

2階の展示室に続く階段の壁には漱石の生涯の年表が。
大きな窓や吹き抜けが印象的な建物です。

おみやげに文豪手ぬぐいはいかが?
この奥に、ニュースでは必ず紹介される漱石の書斎が。

去年の秋のNHKドラマ「漱石の妻」で見た書斎を思い出しました。


地下に下りると右手が図書館。左手が漱石公園。植えてあるのは漱石の小説にちなんだ植物…なのかな?
不勉強ですみません。

この施設ができたことで、安全性も増したように思います。
以前から漱石公園はありましたが、通りから奥まった地形なので
通学路にもかかわらず、昼夜問わず少し危ない臭いがする場所でした。


さて、団員はランチタイムも終わり、リボンもつけて準備万端!会場に向かいます。

文庫棚の隙間で出番を待つ団員たち。まだ本にさわっちゃダメだよ〜。

地下は来賓の方々でびっしり。

新宿区長の吉住さん、館長の半藤さんのご挨拶から式典が始まりました。


ちえり先生も合唱団の演奏に駆けつけてくださいました。


さあ、いよいよ本番です!

この報道陣の数!
ちなみにNHKのニュースでもこのもようが取り上げられ、
私たち合唱団の演奏も映りました。
【NHKニュース】漱石山房記念館 開館を前に完成祝う式典


いつものように上口先生の団紹介のMCから。

演奏曲は、
「地球の子ども」
「くぬぎの木」
「街にだかれて」
演奏動画(YouTube)はこちら※閲覧にはパスワードが必要です。

ホールいっぱいのお客さまでしたが、歌声はよく響きました。
皆さんの温かい拍手に送られながら退場です。


演奏のあとは、文化観光課の山崎さんから団員におほめのお言葉をいただきました。

そしてがんばった子どもたちにはおみやげ!何が入ってるのか、お楽しみ♪

晴れ晴れとした顔で学校に戻ります。

先生とスタッフも晴れ晴れ(*^_^*)


最後まできちんと。先生の講評を聞いて解散です。
皆、お疲れさまでした!

次は、10月8日(日) 平和派遣報告会です!
今年もステージの季節が始まりました。

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