きょうの合唱練習風景(10/30)

秋はどこへやら、冬の訪れを思わせる寒い朝。
10月最後の練習です。

今日の練習ポイントは「リズムを生かして」
休符があってもブレスをしない、伴奏のリズムを意識して、など。
歌いなれた曲でももう一度楽譜を見直すことで
歌い方が変わってきます。
リズムを生かすことで、生き生きとしてきました。
楽譜って大事です。

ここで問題。
音楽の3要素とはなんでしょう?
学校で習ったような…
そうです、リズム、メロディ、ハーモニーです。
メロディは、まっさきに皆が意識するものでしょう。
そしてハーモニーも同じく。
合唱ですからね。
こうして振り返ると、案外リズムの大切さは忘れがちかも。
でもリズムこそ、メロディを最も特徴づける存在でもあるのです。

例えば童謡のぞうさん。
出だしの部分を全て同じ長さで歌ってみてください。
ぞ、お、さん、ぞ、お、さん…
確かに3拍子ですが全く違うニュアンスに。
ぞーおさん、でないと鼻の長い象の感じが伝わらない気がします。
リズムを感じることでニュアンスをもっと伝えて!
定期演奏会に向けての新たな課題です。

さて、今年最後のステージまで練習は、あと7回となりました。
プログラムも決定しています。
45分のステージ、1年生の子も頑張れるかな。
1年生から高校生まで、それぞれの成果を聴いていただける演奏会にしましょう。

(文:田中尚美先生)

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