きょうの合唱練習風景(9/3)
早いものでもう9月。
先週無事にミニコンサートを終え、ステージシーズンの始まりです。
今日から練習開始は、ソルフェージュ(音楽を理解し表現するための基礎的な訓練)をしてみることに。
「一年中の歌」という曲を題材に、
拍子記号、音符の名前や長さを確認してリズム打ちをしたり、
階名で歌ったり輪唱もしました。「ドレミの歌」の輪唱にも挑戦。
ピアノなど習っている団員も多いですが、
普段はソルフェージュをあまりやらないので苦手だそう。
大切なことなのに案外おろそかになりがち。
今後も続けていけたら、力になりますね。
次は「地球の子ども」を。
発表に向けて少人数でも届けられる歌声にするため、
深い発声でさらに響きをあげて歌う練習を何度もしました。
なかなか音楽を表情や身体で表現できない子もいます。
そんな時には「もっと自分を出して」と小松先生のゲキが飛びます。
厳しいようですが、なんとか工夫して自分なりに挑戦し、
成長していってほしいと願っているからこそ。
まずは、自分で考えて歌ってみて、うまくできたら自分を認めて褒めてあげる。
これを繰り返すことで成長でき自信にも繋がります。
こうした力が歌だけでなく、将来生きていくための力になると思っています。
10月の榎町地域センターまつりで歌う曲もみんなで考えました。
地域の皆さんと一緒に歌いたいと「ふるさと」を選びました。
今日はアカペラで三部合唱に挑戦。
お互いの声を聴きあって、良い発声で音色を合わせるのは高度な技術。
低学年のメンバーが多いのですが、
久しぶりに来てくれたベテラン中高生の団員の助けもあって
なかなかの出来栄え。
本番ではまずアカペラで聞いていただき、
その後ピアノ伴奏付きで、皆さまと歌いたいと考えています。
どうぞお楽しみに!
(文:上口郁子先生)