きょうの合唱練習風景(10/18)
助っ人登場!
「流浪の民」の練習を始めたはいいけれど、
アルトパートが誰もいなかったという話を先週書きました。
それを読んでくれたのかどうかはわかりませんが
アルトパートの強力な助っ人が早速応援に来てくれたのです!!
ずいぶん前に「だんご三兄弟」という歌が流行りましたよね。
和音はだんごと似ています。
3つ重なるととっても納まりがいいのです。
1つより2つ、2つより断然3つなのです。
4つや5つも嬉しいですけどね^_^
ほら、重なった丸い音符を見ていると
美味しいおだんごに見えてくるかも…
とにもかくにも無事に三部合唱になった
今日の練習でした。
♪宴(うたげ)ほがい賑わしや♪ とか
♪なれし故郷を放たれて♪
といった、ちょっと舌を噛みそうな言葉には
悪戦苦闘しますが
それがまたこの曲の魅力の一つであることは間違いなく
もっと歌ってみたいという気持ちにさせられます。
決して楽しい内容の歌ではありません。
「モルダウの流れ」と同じく短調の音楽です。
途中に少しだけ楽しげなところもありますが、
まさに束の間の夢。
そして運命に翻弄されるごとく、
強弱も激しく変化します。
この難曲を小学生はどんな気持ちで歌っているでしょう。
大人と同じように感じて歌えなくてもいいのです。
小学生は小学生なりに、
今、この名曲と向き合ってくれたら良いと思います。
大人になった時に歌ったことを思い出してくれたり、
それをとっかかりに様々なことに
想いを馳せたりしてくれたら、と願っています。
この曲の原曲歌詞はドイツ語です。
すでに外国語を喋れるメンバーもいますから、
誰か将来ドイツ語で歌ってるかも!?
みんなの成長が楽しみです。
(文:田中尚美先生)