『個々の力×アンサンブル力=鬼に金棒』的なお話

今日の練習に先立ち、昨日は新宿文化センターに行ってきました。
そう、新宿ユース・ブラスフェスティバル2015でした。
新宿区内の小学生・中学生・高校生・社会人(新宿区吹奏楽団さん)が
一堂に会し、それぞれの団体が日頃の練習の成果をたくさんのお客様に
披露していました。
新宿区の友好都市『長野県伊那市』から今年も招待演奏の団体が参加。
さらに『シエナ・ブラス5』や『都立片倉高等学校吹奏楽部』もゲスト参加。
音楽であふれた4時間半でした。
今年は3年ぶりに私達も出演したかったのですが、
団員のスケジュールが合わず断念、残念。
客席の人となりました。

シエナの方が演奏途中で話していらっしゃいましたが
「曲のジャンルにより奏法や音色を考えて吹くと、
 引き出しが増えていいよね。」
に大きくうなずく私でした。
さらに、講評でもTpの方が
「木管・金管・打楽器の音のバランスが大事」
「ダイナミクスの差を出す」
「メロディを立たせるために伴奏は音量に注意し、
 聴かせる部分をはっきりさせると立体的な音楽になる」
など話されていました。
日頃から山本先生が話していらっしゃるのと同じことでした。
やっぱり!!!
あ、そうそう講評をされていたTubaの方は山本先生の兄弟子だそうです。

異年齢のたくさんの演奏を聴いていて思いましたが、
良いなと思う演奏は『個々の力』があるということです。
これにつきる気がします。
たとえば自分の理想の音色を目指して悩んだり苦しんだりしている人は
沢山いると思いますが、
山本先生は「とりあえず大きく吹いて」と指導されています。
うちはなかなか個人練習の時間を充分にとることが難しいのですが、
個々の力があった上でのアンサンブル力だなと思いました。
10月以降、定演前の日曜日は一日練習なので、
午前・個人練習、午後・合奏というかたちになる日も作れるかも。

さらに私達が目指すのは
思いっきりのいい、若々しい、熱い演奏。
個々の力を伸ばしつつ、みんなで熱い演奏を、というわけです。
今日の練習は少人数でしたが、何となく明るい未来が見える演奏でした。
ひいき目かもしれないけれど、私はラボ吹の音楽が好きです。

若者たちよ、
大いに悩みつつも、一緒に前に進んでいこうではありませんか。
ってなわけで、また来週ね。

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