きょうの合唱練習風景(7/26)
夏休みが始まりましたと言っているうちに、
もう7月最後の練習…早いものです。
今日もミニコンサートのプログラムを練習します。
ところで「上手に歌える」ってどういうことでしょう。
歌詞やメロディーを間違えずに歌うことでしょうか。
よく聴こえる声で歌えることでしょうか。
この歌、何回も歌ってるのに…なんで何回も歌うんだろう。
そう思っているとしたら、うまくはなれません。
やり直しの出来ない一回きりのチャンスでベストを尽くすのは大変です。
練習をたくさんしたから、必ず上手くなっているかというと、
そうでもありません。
時間をかけたことは無駄にはなっていないはずですが
練習が上達につながるかどうかは、取り組む姿勢次第だと言えるでしょう。
みんなはどんな歌い方がしたいですか?
お客様にどんなふうに聴いてもらいたいですか?
「みんなは合唱団です。野球チームやサッカーチームではないよね」という小松先生のお話。
団員の心にきちんと届いたことでしょう。
「今のがベストかな?」
「もっとうまくできるかも」
一回一回が意味のある練習であること。
それが良い演奏の第一歩です。
(文:田中尚美先生)