きょうの合唱練習風景(5/31)

20140530lesson

今年度が始まってから早いものでもう2か月。
合唱教室の新メンバーもすっかり合唱団に馴染んでいます。
歌のレパートリーも5曲になり、
今日はそのうち4曲と新曲1曲を練習しました。

まずは軽く身体をほぐしてからハミング。
一人一人が一番響きの良い場所を探しながら
全員で明るい響きを目指します。
小松先生から「明るい光の粉をふりかけて」と言われ
声も輝いていきます。
小さい子たちも上級生の真似をしながら頑張りました。

そのハミング練習を生かして
1曲目は「だれかが口笛ふいた」を。
明るい声を意識しながら
言葉の発音にも気をつけて丁寧に歌いました。
2曲目の「耳をすませば」では、まずドレミで歌い、
音符を読む基礎練習をしながらパートごとに音程や音符の長さを確認しました。

こうして丁寧に歌うことにより、今年のメンバーの歌声も一つになってきました。
ステージでの発表が今から楽しみです。

次は「君をのせて」。
丁寧さは忘れずにスケールを大きくしていきます。
小松先生から
「自分の身体のずっと前に声の出るところがあると思って歌って」と。
喉に力が入らないようにしながら
声を遠くへ届けるように歌います。
メンバーからは、「前より声が出た」「教室中に声が響いた」と感想が聞かれ、
「身体の前に丸いボールのように声が集まって、遠くへ行った」とアヤちゃん。
素敵な表現ですね。
自分なりに感じて、それを試していくことでどんどん成長することができます。

休憩の後、小松先生から今度は
「口に手のひらを挟むようにして、手のひらから上だけで歌って」と。
手のひらから下は底なし沼、上は青い空だそう。
「翼を抱いて」を、難しい曲だからこそ響きを最後まで保って歌います。

最後に、全員で歌うのは初めての「美しく碧きドナウ」。
小さい子たちには憧れの曲。
今日は耳慣れのためにCDと一緒に歌いました。
定期演奏会目指して、大曲にも取り組んでいます。

合唱団では、年齢も経験もそれぞれなので
一人一人が自分の目標を持って、自分なりの成長ができると良いと思っています。
この成長が子どもたちの未来に役立つことを願って
講師、スタッフ皆が毎回全力を尽くしています。
この環境で歌えるのは素晴らしいことだと自負しています。
興味のある方はぜひ一度いらして下さいね!

(文:上口郁子先生)

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