10月の合唱練習風景(2018年)
今年はやはり暖冬なのでしょうか?
室内なら半袖でも、という日がまだ多い気がします。
そんな中、秋の2つのイベントが終わりました。
初めての試みとなった詩の暗唱から歌につなげる発表はいかがでしたか?
低中学年、高学年、中学生のそれぞれの声による暗唱と
全員の歌声による発表は
新しい発見がたくさんあったように思います。
今年入団した子たちもよく歌っていました。
ところで皆さんは伝統木版画の制作方法をご存知でしょうか。
原画を描く絵師、版木を彫る彫師、
そして版木に色を乗せる摺師による分業で作品が完成するそうです。
作詞家がいて作曲家がいて演奏者がいる歌と同じなんですね。
自分が表したものに別の人が手を加え
新たな表現が加わる面白さ。
完成するまでの過程で
「むむ?!そうきたか」なんてこともきっとあるでしょう。
誰かの表現を自由に感じたり想像することの喜び、楽しさ、
子ども達にはそんな体験も大切にして欲しいものです。
「それが希望と言うものさ」
やなせたかし先生ならそんな風におっしゃるでしょうか。
子ども達が生き生きと歌う姿は希望そのもの。
ますますの成長ぶりが楽しみです。
さあ!次はいよいよ定期演奏会。
12月16日(日)は是非、箪笥区民ホールへお越しください。
皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。
(文:田中尚美先生)