都立杉並高校吹奏楽部 第30回定期演奏会レポート

2012年3月28日(水)、杉並公会堂大ホールにて開催されました
都立杉並高校吹奏楽部 第30回定期演奏会(昼の部)に行って来ました。
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筆者が小学生の頃、小学生の頃毎年夏休みには「はだしのゲン」を見に行き、
成人式に出席した同じ建物とは思えないほど
杉並公会堂はキレイで近代的な建造物に生まれ変わっていました。
杉高吹部には早稲田少年少女合唱団OGのむーちゃんが所属しています。
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プログラム冊子。
240ページ中80%以上が広告という、ウワサどおりの分厚さ。
SUGINAMIテイメントのためのハンカチ、
お菓子、ハートのカード。
手作り感満載で、部員やご家族のご苦労が伺えるセットです。
ちなみに昨年の文化祭でもらったヤクルト容器マラカスも
大事にとってあります。
1時間半前に会場入りしたのに、既に並んでいる人々あり。
ここから立ちっぱなしで並ぶのは疲れました。
あー、ファストパス出してほしい…
そして開場。
前を歩くお年寄りを気にしていると、
私の体をグイを押しのけて走り出すオバチャン。
長い時間並んでいる間に、
何か勘違いしてしまったのかもしれませんね…
オープニング前に、舞台ではフルートアンサンブルの演奏がありました。
しかし私は腹ごしらえのためロビーにいて惜しくも見逃しました…
プログラムは
五十嵐宏子先生指揮のシンフォニックな第1部、
第2部は杉高吹部の真髄ともいえる「ザッツSUGINAMIテイメント」
そしてゲストにプロドラマー、阿野次男さんをお迎えして
五十嵐清先生指揮による第3部の構成です。
昨年、杉高を含むいくつかの高校の吹奏楽部の演奏を聴く機会がありましたが
杉高吹部ほどサービス精神に溢れた演奏を行う高校はないと思います。
観客のウケを狙ったダンスやコミカルな演出は、
演じる側が吹っ切れて演じないと見ている方が恥ずかしくなってしまい、
どんなに演奏が上手くても
ハラハラして鑑賞するどころではなくなってしまいます。
その点、杉高吹部の演出は安心して楽しむことができます。
きっと部員のほとんどが中学生時代は
「恥ずい、めんどい、うざい」とうだうだやっていただろうに
どうやってあそこまで弾けさせることができるのか、
そこが五十嵐マジックなのでしょうか。
第3部、清先生指揮の「ばらの騎士」は圧倒的かつ感動的な演奏でした。
この曲は昨年の文化祭での演奏でも聴きましたが、その時も
五十嵐清先生の指揮と生徒たちの演奏が一体となる、
杉高吹部のテーマともいえるような曲だと思いました。
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