オマケの時間
早稲田ミュージックラボ平成25年度保護者会をおこないました。
保護者の方から色々な話も聞けて有意義な時間を過ごせました。
講師による指導方針で山本先生が
「(曲のレベルを下げたとしても)音楽的内容は下げない。
来た子を楽しませ、上手くして送り出す(のが自分の仕事)。」
とおっしゃっていました。さらりと。
ラボ吹での時間というのは、もしかしたらオマケの時間かもしれません。
今の中学生・高校生は本当に忙しいんです。
常に、今やること(学校の勉強や部活)で多くの時間を使い、
並行して将来のためにやること(進学準備など)に時間を費やしています。
平たく言うと授業を受けて、部活やって、予習や復習・課題をやって、
塾に行って…と。
けっこう精神的にも追い詰められているのではないでしょうか。
気持ちが休まる時期なんてあるのかしらと思うほど、見ていて大変そう。
たまには息抜きもしたいだろうし、ゆっくりしたい日もあるよね。
いつも追われているように見えます。
『しなければならないこと(義務の部分、自分が決めた責任の部分)』の他に
『したいことに』に自分の貴重な時間を使うというのは、ある意味贅沢な
オマケの時間なのかも。
もちろん、その時間を確保するのに見えない努力をしているに違いありません。
そしてそんな時間はあっという間に過ぎていくのです。
だからこそ、一緒に過ごせる時間はわれわれスタッフも、とことんかかわる覚悟です。
心意気は先生と一緒のつもり。
ラボ吹で過ごす時間を大切にしている団員達がいることに幸せを感じつつ、
そんな場所を探している若者達に、なんとかラボ吹の存在を知って欲しいと踏ん張り中。
ラボ吹の5年間の時間の中で、一番長い子で丸4年という子が何人かいます。
高2の彼らとはあとどれくらい一緒の時間を過ごせるでしょう。
保護者会で山本先生もおっしゃっていましたが、大学生になってもまた一緒に
音楽ができたら最高です。
だって学校という枠にとらわれない地域のバンドだからできることですから。
ぜひ一人でも多くの人とすてきな時間を共有したいと思います。
あ、もれなく『常に全力投球、直球勝負で熱血講師』の指導が受けられますよ。