8月の合唱練習風景(2018年)

毎回少ない人数でしたが練習を頑張りました。
帰省でひと夏まるごと会えない子もいましたし
塾の夏期講習でほとんど会えなかった子も。
でも普段通りの生活が出来るだけでも幸せなことなんです。
引っ越しや片付けでいつもの夏休みにならなかった
西日本豪雨被災地の子ども達。
今までとは全く違う生活を強いられたはずです。
早く日常が戻ってきますように。

一方、この夏は
「本物のアンパンマン登場か?!」と思うような
スーパーボランティアさんの大活躍も報じられましたね。
語る言葉の一つ一つに重みがあり猛暑を忘れさせる爽やかさ。
いつまでも記憶に残る嬉しいニュースでした。

10月の平和派遣報告会コンサートでは
そういうあれこれもふまえてプログラムを構成してみました。
「ありふれた日常生活」なんて言葉もありますが
それは平和だから叶えられること。
戦争や争いがないとしても
災害によっても日常生活は送れなくなってしまうのです。
自然現象に立ち向かうことは難しいですが
知恵を絞り、情報を共有し協力し合うことで
切り抜けていくしかないのだと思います。
日常生活は決してありふれたものではなく大切な日々、
そんなメッセージを伝えたいと思います。

猛暑の中、汗をたくさんかいて頑張った練習
子ども達のこれからに何かしらのヒントや勇気となりますように。
なかなか新しい練習に進めない夏休みでしたが
欠席せずにいてくれた子が、きっとリードしてくれるでしょう。

(文:田中尚美先生)

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