夢の中へ

私にとって週末の練習は一週間頑張って働いた自分へのご褒美の時間。
しばし現実を忘れ、夢の世界で過ごしている気分。
ま、夢の世界と呼ぶには、かなり現実的な気もしますが。
それはちょっと脇に置いといて(ゼスチャー付きでお願いします)
団員達にとってはどんな世界なんでしょう?

ラボ吹に来る子達を見ていると、共通して思うのが
 『まじめ』 です。

まじめだし、
わざわざ大変な道を選ぶし、
問題は一人で抱え込むし、
結論を急ぐし、
熱い気持ちをなかなか表に出さないし、

少し長く生きている私達からすると、歯がゆいこともしばしば。

そんなに気まじめに考えずに、
周りの人を巻き込んで、
助け合いながら、
でもじっくり気長にあきらめず、
内に秘めた熱い思いを表現できるとステキだよ。
って。

でも、若い世代ってそんなものかもしれません。
たぶんあれが彼らの現実なんです。
いろいろな経験をする中で、
視野が広がり、まわりの人たちに意識を向けていけるようになり、
大人の階段を昇るのでしょう。

自分を映し出す鏡のように思えて、
今はとても現実的に感じるような世界でも、
彼らが将来大人になった時に、
『音楽であふれた時間や、仲間との空間』を
ある意味あれは夢の世界だったと思う日が来るのかもしれません。

ずっと練習してきた曲たちを皆さまにお届け出来る日が
じわじわと近づいています。
好きなことに夢中で取り組む彼らの姿はまぎれもなく熱いです。
楽しみに待っていてください。

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