きょうの合唱練習風景(6/6)
2週間ぶりの練習。参加者は8名。
厳しい状況ですが、運動会シーズンですから
欠席が多いのはやむを得ません。
案の定、前回合唱の形にしたはずの2曲が
残念なできばえに逆戻り…。
いやはやどうしたものか。
まずはしっかり曲を思い出すことに。
このあたりはさすが、頭の柔らかい子ども達のこと、
2週間前のことでもすぐに思い出せた様子。
次はどうやって仕上げるか。
一言で言うなら「気持ちを込めて」ですが、どんなふうに?
うーん、難しいですね。
そこでサビの部分に注目。
作り手の一番のメッセージは
盛り上がり=サビの部分にあると思ってまず間違いありません。
そこを何度も練習するうち
うっすら目的地が見えてきました。
どうすれば良いのか考えられるようになってきました。
目的地が決まれば、どんなルートで行くのか
音楽の流れが見えてくるのですね。
最初は霧の中をさまよっているようでしたが
練習の最後にはすっきり快晴!の歌声に。
ただ8人、しかもそのうち半数が新人では、
さすがに合唱にはなりません。
残念ですが、それは次回のお楽しみ、ということで
今日はここまで。
結果的に今日の練習は、一人ひとりの声をチェックする
良い機会となりました。
ところでどうしたら歌が上手になれるのでしょう。
まずは、自分の声がどんな声か聴くこと。
こんな声になりたいな、とイメージすること。
それが上達の第一歩だと思います。
でも本当の第一歩は、「歌が好きなこと」かもしれませんね。
それでは、また次回!
(文:田中尚美先生)