3月1・7日の合唱練習風景
曜日の振り替えや、練習場所の変更で
慌ただしい3月のスタートとなりました。
四谷区民ホールの大きなステージで歌い、更に力をつけた合唱団は
大隈講堂のステージに向けて練習します。
前回のイベントは男女共同参画フォーラムのオープニングでしたので、
いわゆるコンサートではありません。
しかし大隈講堂でのスプリングコンサートは、今回5回目を迎える街コン。
しかもジャンルも年代も様々な地域の音楽団体が一堂に会するのですから
今年度を締めくくるにふさわしい催しです。
そのようなわけで、ここでプログラムとして外せないのは
「美しく青きドナウ」
名曲中の名曲ですし、新しく発足したハーモニーサークルのメンバーと
1年をかけて取り組んできた曲なのですから。
そして、やっぱり「怪獣のバラード」と、「明日へ」も外せません。
怪獣のバラードはお客様にも好評ですし団員達も大好きな曲ですが
1曲目からハイテンションで、しかもハツラツと歌うのは簡単ではありません。
「まっかーなー」の「ま」を今年1年何回練習したことか。
この出だし、2番では掛け合いになり、更に難度が増します。
2曲目の「明日へ」
特徴的なリズムの持ち味を活かしながらも美しい流れを作ること、
言葉が途切れないように上手くブレスをすること、
この曲からもたくさんのことを学びました。
そして時代をぐっと遡ってのドナウ。
4つの声部に分かれるこの曲は、その日の出席人数や
メンバーの顔ぶれによってバランスが大きく変わるため
「○○君、今日は3番パートを歌ってね」
「○○ちゃん、今日は1番パートお願い!」と練習に来る度に
パートが変更になることも。
でも実は、その緊張感こそが実力UPに繋がっているのかもしれません!
ウィーン少年合唱団とCDで勝手にコラボ?!したことも懐かしい思い出です。
(CDはドイツ語、私たちは日本語なんですけどね^^;)
うがいをしつつ発声のコツを感じる練習をしたり
響きを高くするってどんなこと?と考えたり。
頭と体を使って、声を磨いてきましたが
その成果が3/8に出せるでしょうか。
次回合唱団スタッフによるコンサートリポートを
どうぞお楽しみに!
(文:田中尚美先生)