夕暮れ時には塩キャラメル
今日は朝から夕方までの練習でした。
11月に入り定期演奏会までの練習回数を数えるほどになってきました。
長い一日でしたが、なんだかあっという間に感じました。
山本先生の指導も午前中はやんわりと全曲通す感じで。
と言っても、
詰めが甘くてもったいないとつかまっている子がいました。
最後の音の処理が丁寧さに欠けるのがもったいない、
拍子が音に出てしまう、
音程が下がったり音価が短くなる
など。
それから
自分のダイナミクスをしっかり決めないと表現が足りないよ、
などなど。
山本先生から見ると、上手くなっているからこそ、
すごくもったいない、気になる!!ということなので、
これはステップアップのチャンスというわけです。
午後は、久しぶりに細かく細かく。
この音は出しづらい、これは鳴りやすいなど自分の都合ではなく、
聴く人が自然に聴こえるように音楽を見ること。
『鳴らない』は理由にならない、吹き込めばいいこと、って
うーん、シビアです。
かと思うと
「本当は違うけど、爽やかな中・高生のように(演奏して)ね。」
なんてみんなを笑わせている先生でした。
途中、
「縦の線が合わないね、録音して聴かせたいくらい(ひどい)。」
とおっしゃって・・・本当に録音しました。団員のスマホで。
録音したからには聴きましょうってことで、
再生時、スマホで聴くんじゃ聴きづらいし、
チューバがいればチューバをスピーカーがわりにすると
けっこういけるのですが(←チューバあるある?)午後は不在で、
トランペットのベルじゃやっぱりちょっと役不足。
「あ、マイクロフォンがあるじゃん」と思い出し、
アンプに繋いだマイクをスマホのスピーカー部分に当てて聴きました。
先生は、気になったらやっぱりスルーしちゃダメだ、
とばかりに言葉や図を使ってしっかり、みっちりと説明。
これが功を奏し、みんなの演奏がガラッと変わっていました。
これはすごかった。みんなも先生も。
イメージって大切。
ひたすら練習して、時々笑って、今度あの曲やりたいよねって
わくわくしてみて。
4時は気づけばすでに薄暗くなっていて、本当にあっという間でした。
夕暮れ時の疲れた体に塩キャラメルがおいしい帰り道でした。