春を待つ
今日も5曲練習。
とにかく譜面に忠実に。
ていねいに、ていねいに。
そういう緻密さはラボ吹の特徴かもしれません。
あ、テンポはまだゆっくりです。
なんだかんだで時間がどんどん過ぎて最後は駆け足になってしまいました。
楽しい時間はあっという間、とも言えますが、
練習開始がなんとなく遅いというのもあると思います。
寒さもあって音出しには時間がかかるようです。
中2はスキー教室でいなかったしちょっとさびしかったです。
あ、そうそう、みんなが音出しをしている間に、山本先生がサックスの練習をしていました。
「(@_@;)なんでサックス吹いているんですかっ!?」
とサックスの子に訊かれ
「吹けたらいいなと思って」
と真顔で答えていました。
もしかして山本先生、人生初のサックスだったのかしら?
指をなんとなく確認しながら、
でも、しっかりかけていました、ビブラート。
ビブラートって吹けるようになってから
表現の幅を広げるために練習するものと思っていました、私。
「練習しだしてすぐにビブラートの練習する人、初めて見ました。」
と言うと
「だって、ただ吹いていたらつまらないじゃないですか」
と返ってきました。
こういう大胆さ、先生らしい。
緻密にして大胆、やっぱりただ者ではないですね。
それにしてもまだまだ寒いですね。
うららかな春はいつ来るのかしら。
そう思っているのはきっと受験生も同じですね。
ラボ吹にも中3、高3が大勢いますから、毎年この時期はしみじみ思います。
町を歩き、ふと見上げれば
「私はここよ」
と言っているような桜の蕾が
すでに枝でその存在感を示しています。
そう、きっと春はすぐそこ。