きょうの合唱練習風景(6/29)
玉ねぎと長ネギ
これが今日の練習のポイントでした。
歌とお野菜、どんな関係が?
詳しく知りたい方は、団員にたずねてみて下さい。
楽器の演奏でも声の出し方でも
自分の感覚というものがとても大切です。
口を何センチ開けるとか、この音符の長さは何秒とか、
良い響きを生み出すためのコツはそんな風に数字で表せるものではありません。
だから先生方は、様々なたとえを用いて
団員達が美しい響きに近づけるようなアドバイスをします。
食べ物だったり動物だったり。
それが今日はたまたま「玉ねぎと長ネギ」でした。
表現したいものの完成形をイメージして
それに近づけるよう身体の感覚を磨く、数字で表せないような勘をつかむ。
易しいことではないけれど、それはとても楽しいこと。
練習を重ねる中で、そんな働きかけを自ら出来るようになればしめたもの。
団員たちのこれからに期待します。
合唱団の響きがどんどん豊かになることを願って
来週も練習に励みましょう。
(文:田中尚美先生)