7月の合唱練習風景(2018年)

プールや夏の行事が楽しみな7月になるはずが
今年は残念ながら災害や台風で大変な日々でした。

28日の練習は結局中止に。
それ以外の日も練習中はもちろん、
行き帰りの道中
子ども達の安全と体調管理に最善の注意を払いました。
早く安心して日々の生活が送れるようになることを願っています。

さてソルフェージュですが、毎回やっているうちに
当たり前のことになってきたようです。
楽譜が読めるようになることで得られることはたくさんあります。
楽譜を目にした瞬間から、その音符をどう演奏しようか
そう思うことが大切だと思うのです。
耳で聴いて覚えるのも一つのやり方ではあります。
しかし、それは他の誰かによって既に演奏されたもの。
その印象は少なからず刷り込まれるのではないでしょうか。
何かしらを音符から自分で感じられるように、と思います。

ソルフェージュの合唱団オリジナルプリント、メロディーの課題は全て
よく知られている曲の一部分です。
しかもハ長調にしてあり歌詞も書かれていません。
ちょっと見ただけではなんの曲がわからない
そんなところもお楽しみに。
また即興でハーモニーを加えて合唱したり、
リズムの課題にもドレミを当てはめてメロディーを作ってみたり。
これからも子ども達の自由な発想を生かした指導を心がけていきます。

新曲の「希望の歌」は
伴奏のリズムに乗って歌うのが非常に難しい曲。
そんな時、ソルフェージュの勉強が必ず生きてくるでしょう。

たくさんの可能性を秘めた子ども達にこれからも期待します。
そして、この暑さが少しでも早く普通になることも…
どうぞ皆様も健康第一で。
こんな時こそ音楽から、少しでも元気をもらいましょう。

(文:田中尚美先生)

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