第9回定期演奏会 講師講評


田中尚美 先生

9回目の定期演奏会が無事に終わりました。
ハーモニーメイトの登場、いかがでしたか。
練習参加して間もない小学生たちの出演…
他の団ではまず、やらないことでしょう。
私達とて半年前には想像すら出来ないことでした。
でも、それを実現させてしまうところがこの合唱団らしさだと思います。

ハーモニーサークルの発足、
バイオリンとのコラボレーション・・・etc
他にも様々な試みをしてきました。
よりよいものを目指して、これからもチャレンジを続けたいと思います。

気軽に楽しむ姿勢を忘れずに、一人ひとりを演奏者として大切に育てていく…
2016年もそんな活動が出来ますように。
益々のご支援、どうぞよろしくお願い致します。

lc54


上口郁子 先生

「思いを最後まで届けよう」
前日の練習の最後に団員に伝えた言葉の通り、
気持ちを一つにして思いを届けることができた演奏会だったのではないでしょうか。

今回は10曲のプログラムという長丁場。
出番の前には、ソロを歌う子は歌詞を口にして最終確認をしたり
ハーモニーメイトの子は胸に手を当てて落ち着くように自分に言い聞かせたり、
それぞれが自分なりに集中して最後まで気持ちを切らさないで精一杯歌うことができました。
それは、怪獣のバラードでの最後の「Yha!!」の掛け声にも現れていました。
歌い終えて戻ってきた子どもたちは誇らしげな笑顔で輝いていました。
後半では、一緒に歌っている中でも歌声が一つになっているのを感じました。
それはまた、普段の練習のときから小さい子と大きい子が仲良くしている
チームワークの賜物とも思います。

今の合唱団では、小さい子は大きい子をお手本に、
大きい子はハーモニーサークルのOG、OBを見習い、
保護者やプロの音楽家の先生の支えもあって
良い環境の中で、きめ細かい練習をしっかり積んでいます。
人数が少ない分、一人一人が頑張ろうという意識が高く
毎回良い練習ができていた成果が現れた良い演奏会だったと思います。

こうしてステージに立つ度に、緊張を感じつつ集中し、
思いを込めて歌うことで達成感を感じ
子どもたちは確実に成長していると感じます。
前日やリハーサルで体調を崩すメンバーが何人もいましたが
そうした中でも頑張って歌うことができたことはお互いに自信にもつながったと思います。
一回り成長できた自分をまずは褒めてあげて、
次回の練習からまたその先を目指してこれからも一緒に頑張りましょう!

lc51

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