教え子と弟子

定演、無事に終了しました~。
今日の話は長いです。写真をはさみつつ、いきますよ。

*     *     *     *     *
    
今回が8回目となりました早稲田ミュージックラボ定期演奏会、
12/14盛況のうちに終了いたしました。
師走のお忙しい中、たくさんのお客様に足をお運びいただき、
団員一同、大変嬉しく思っています。
回を重ね、地域の皆様に支えられ、温かく見守られている実感を
ひしひしと感じました。
本当に有難いことです。
ご来場の方にはもちろんのこと、これまでご支援、ご協力いただいた
お一人ずつお名前を挙げて御礼の気持を伝えたいくらいです。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

プログラムには(当日ご公務でお見えいただけませんでしたが)
先般就任されたばかりの吉住健一 新宿区長がご寄稿くださいまいした。
また、ご支援いただいている子育て支援課長北沢様、教育長酒井様に
ご登壇いただきお言葉をいただきました。
皆さまに応援していただき身が引き締まる思いでした。

そして、今回も保護者の皆さん一丸となり準備や受付、片付けと
大活躍でした。
もちろん団員達も裏方仕事も頑張っていました。
(重い楽器が運べるエレベーターが欲しいです!!!)

定演当日の朝は昨年に引き続き
「(楽器運びなど)事故の無いように」
「単独行動をしない」
「楽しい一日にする」
ということで8:20の集合からスタートしました。

舞台設営の後いよいよリハーサル開始です。
今年は昨年までの反省を活かし、山台をちょっと追加。
ペット、トロンボーン、ユーフォを山台最前列に乗っけました。
上手い具合におさまるようご協力いただいたホールの方にも感謝です。

P1020246-1

写真は本文との関係無し。資料用に撮った1枚。
先生には気づきませんでした。何気にポーズ決まってるし。

終了後は・・・そりゃぁ本番に多少の演奏事故はつきもの。
団員達は悔しさや反省を見せながらも、みんな笑顔でした。
お客様にも喜んでいただけて本当によかったです。

P1020254-1

リハーサルの様子
山台に乗ったTp,Tb,Euph見えますか?ちっちゃいか…

さぁ、今回は1曲ずつ振り返ってみちゃいますよ。
(あくまで私の個人的感想です。あしからず)

前半1曲目『ターンブル・マーチ』
1993年度吹奏楽コンクールの課題曲ですが、これが本当にカッコいい曲。
死ぬほどカッコよくしびれます。
ここ数カ月、練習の時から何度も何度も間近で聴けて幸せでした。

前半2曲目の『「くるみ割り人形」から花のワルツ』は特に会場の
お客様に好評だったようです。
優雅なワルツ、と思うのは客席の皆さま。
吹く側は特にクライマックスは吹きまくりです。
だからステキなんですけどね。
ピアノも練習の成果を発揮できたと思います。
ステキでした。
ピアノの子は演奏以外にもいろいろ大変で、サックスの席から
舞台上手へ移動し、舞台の裏を通り下手からピアノに向かいます。
サックスを横の椅子に置き、冒頭のピアノ(ハープのパート)演奏。
そして山台の横に作った?特別席でサックスに持ち替えます。
リハーサル前は移動など心配そうでしたが、なかなか堂々としていました。

前半最後は『アルセナール』。コンサート・マーチです。
打ち上げで山本先生にも伝えたのですが、演奏会のオープニングか、
できればアンコールで演奏したかった曲でした。
何を隠そう、何年か前まで
「アンコールと言えばノリのいいポップスでしょ」
と思っていた私。
それがいつのまにか山本先生に感化されたのか、
「アンコールはさらりとカッコいいマーチ系」が好みになってしまいました。
今回はプログラムの関係で叶いませんでしたが、いつかぜひ、
アルセナールをアンコールで!!!を強く希望します。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

本番はみんな衣裳にお着替え
山本先生は気合の燕尾服
                 

後半のポップスも3曲でした。
3曲ともお客様に評判がよかったようです。
1曲目は『銭形マーチ』ご存知ルパン三世シリーズの中から選曲。
ルパンの宿敵・銭形警部のテーマ曲です。
ハデハデな金管も、魅惑たっぷりの木管もカッコ良く、
それに忘れていませんよ、パーカッションが大活躍でした。
アンケートでも「銭形がよかった」の声を多数いただきました。
司会原稿に「銭形のとっつぁん」と入れたのですが、第1回の定演から
ずっと司会をお願いしている美しくてステキな吉川さんに
「とっつぁん」とか言わせていいいのかしらとドキドキしていました。
そのことをご本人に話したら、吉川さんが
「『銭形のとっつぁ~ん』って、モノマネでやる?」
と言ってくださって。
めっそうもないとお断りしましたが、私だけ聞いちゃった。
お茶目な吉川さんのモノマネ。

2曲目『小さな世界』でした。
途中でジャズのアレンジが入り、大人っぽくてステキでした。
皆さんご存じの曲ということもありとても楽しんでいただけたようです。

最後の曲は『クリスマス・トゥデー』ニューミュージック・クリスマス・メドレーです。
山下達郎の「クリスマス・イヴ」は途中カノンが入りますが、これも
かなりのテンポで聴かせどころでした。
そして1980年代と言えばやっぱりユーミンですよね。
「ロッヂで待つクリスマス」そして「恋人がサンタクロース」
懐かしく感じていただいた方も多かったようです。
実は、団員達は当然生まれていませんので、
「うーん、聴いたことあるか・・・な?」程度だったようです。
でも本番は見事に吹ききっていました。

そして温かい拍手に迎えられ演奏させていただいたアンコール。
アナと雪の女王から『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』
でした。
「今日はしゃべらない」って言うからマイク渡さなかったのに、
先生ったら結局しゃべりだして。
聞こえなかった方もいらっしゃったかもしれないので、
こちらをお読みください。
そう、ボッチの話でした。

さぁ、これで初夏からつきあってきた大切な曲達ともお別れです。
5月に向け、また新たな出会いが。
楽器片付けのあと、早速、新曲が配られました。

* * * * * * * *

で、楽器片付けの後、新曲配ってから行きましたよ、打ち上げ。
いつもの某ファミレスです(^^ゞ
今回も寒かったのでドリアが人気でした。
ひとしきり食べた後は恒例のアンケート回し。
ご来場のお客様からいただいたものをみんなで読ませていただきました。
そのあとは、タンギングの練習になったりして(お店じゃ楽器は吹けない
ので口で)なんだか怪しい集団でした。

なんのきっかけだったか、ふと誰かが
「先生、教え子と弟子の違いって?」みたいなことを口にしました。
確かに、似て非なるものって気がします。
私的には弟子のほうが特別な存在って言う印象です。
みんなで「弟子はワラジを懐にあっためてそう」とか言って
笑っていましたが、山本先生がぼそっと
「みんなは(自分にとって)教え子って言うより弟子って感じだね」
くー。
これにはちょっとしびれました。

しびれた後のオマケの1枚はこちら ↓

P1020289-1

いったい何をしているのでしょう。
楽器片付けが終わり、おなかも減って疲れ果てたのか、
椅子に座ればいいものを床に座りだし、電線のスズメ状態。
面白かったのでカメラを向けたら一斉に下を向きました。
まったく、変な人たちです。
ま、こんな写真をアップする私もかなり変な人ですね。

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