きょうの合唱練習風景(11/9)
「合唱」
当たり前のことではありますが、合唱というからには、
みんなで同じメロディーを歌うわけではありません。
いくつかのパートにわかれて音を重ねます。
ですから人数が集まれない時などには
パートを変わることも求められます。
そんな場面が多く見られた今日の練習でした。
楽器を使った合奏では、そうそう簡単に出来ないパートチェンジも、
声なら大丈夫。
特に実力のついてきた団員にとっては
声の幅を広げ、音楽性を豊かにする、絶好のチャンスです。
それに、真ん中や下のパートには
上のパートにはない“美味しさ”がたくさん。
名脇役がいるからこそ主役が引き立つ舞台と同じです。
おいしいごはんは魅力的ですが
おいしいおかずがあればもっと幸せ、ですよね。
定期演奏会のステージに向け、また一歩前進。
合唱の面白さ、再確認です。
ところで、今回久々にプログラム入りした「地球のこども」。
まどみちおさんの詞が本当に素敵です。
高学年の団員にはお馴染みのこの曲ですが
今回初めて歌う子もいます。
生き物への愛情溢れる詞を味わって演奏したいですね。
1909年生まれのまどさん。
なんと103歳!!
まだまだたくさんの作品を作っていただきたいです。
(文:田中尚美先生)