きょうの合唱練習風景(3/28)
次週は若松地域センターをお借りしての練習&はるかぜコンサートなので
今日は早稲田小での年度内最後の練習になります。
いつも私達が良い環境の中で安心して練習出来るのは
施設を快く貸して下さる早稲田小や幼稚園、地域センターの
皆様のおかげです。
次年度も地域の皆様にたくさんの音楽をお届け出来るよう
感謝の気持ちを忘れずに活動していきます。
さて、今日はグループ発表のリハーサルをしました。
入団してようやく一年のミキちゃん。
一緒に歌う予定のメンバーがお休みのため一人で歌いました。
ベテランメンバーのお姉さんお兄さんを前に
一人でもしっかり歌っています。
合唱団ではみんなが「可愛いね〜」と目を細める
みんなの妹的存在の小学校2年生ですが
家に帰れば弟と妹の面倒をみるお姉さん、
この一年でしっかり実力をつけました。
今日は臨時の保護者会もあり、
保護者の方からは年齢差のあるメンバーの中で
自分の子どもはちゃんと歌えているのだろうか、という
不安の声もありました。
確かに声量や声質という点では、経験年数や、もともとの体格、
身体の使い方の器用さなどなどメンバーそれぞれ差があるでしょう。
でも音楽の勉強で大切なことは、
良いものを聴き、違いを聴き分ける耳を育てることだと思うのです。
最初から良い素質を持っているお子さんでも
それを伸ばそうという意欲と
もっと伸びるための聴き分ける耳がないことには成長はありません。
そういう意味で私達は、学校教育の枠にも
音楽教室の枠にもおさまらない活動をしていると自負しています。
最後にこの一年、コラムを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
合唱団が楽しく活動している様子を知っていただくきっかけになったのであれば何よりです。
(文:田中尚美先生)
★おまけの春です★
早稲田幼稚園入口のゴージャスなお花
防衛省外苑東通り沿いの桜